チーズ生地とトッピングのダブルでサワークリームを使ったコクのある味わい。このレシピの生い立ちお手本にしたのは、日光のレストラン『明治の館』でデザートに供される「ニルバーナ(日瑠華)」です。原材料(チーズ、卵、砂糖、サワークリーム、レモン、バター、小麦粉)の記載を手がかりに再現を試みました。
- 〈チーズ生地〉
- クリームチーズ 100g
- 無塩バター 30g
- サワークリーム 130g
- グラニュー糖 55g
- 卵(L) 1個
- レモン汁 小1/2~(お好みで)
- 薄力粉 10g
- 〈トッピング〉
- サワークリーム 70g
- 粉砂糖 10g
作り方
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1
〈準備〉・型の底と同じ大きさの厚紙を用意し、アルミホイルで覆って底板の代わりに敷く。
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2
・型の底と側面にショートニングを塗っておく。・湯せんの湯が入ってこないように、型をアルミホイルで覆う。
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3
・すべての材料を室温にしておく。
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4
〈チーズ生地を作る〉クリームチーズ、無塩バターをゴムベラで練り合わせ、グラニュー糖を泡立て器ですり混ぜる。
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5
サワークリーム、卵、レモン汁を順に混ぜ合わせる。薄力粉をふるい入れ、裏ごしして型に流し入れる。
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6
180℃に予熱したオーブン下段で、160℃約45分湯せんにして蒸し焼きする(周囲にうっすらと焼き色がつくのが目安)。
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7
〈トッピングする〉サワークリームに粉砂糖を加え、泡立てないように混ぜてクリーム状にする。
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8
(固いときは蒸し焼きに使用した湯につけて調整するが、ゆるくなりすぎないように注意する)
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9
チーズ生地の真ん中に流し入れ、型をまわして自然に広げる。
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10
(中心が膨らんでいたら、落ち着くまで待ったほうが縁の部分が綺麗に残る)
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11
200℃のオーブン上段で3分くらい焼いてなめらかな表面にする。型に入れたまま、冷蔵庫で冷やす。
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12
取り出して底板ごと供する(型の側面を温めると取り出しやすい)。
コツ・ポイントただ順番に混ぜるだけなのですが、滑らかな生地になるよう丁寧に作業することが大切のようです。材料の温度が違っていたためか(特にレモン汁)、分離したような粒々状態になり、ざらざらと食感が悪くなったことがあるので気をつけてください。