下準備&材料の温め温度や乳化の状態などを写真つきで解説してみました。レシピを作る際にご利用ください。
このレシピの生い立ち
私はほとんどレンジで温めてます(-_-;)今回は正確な温度を調べてみました。
材料
- メイプルシロップ 35~40度くらい
- はちみつ 35~40度くらい
- なたね油 35~40度くらい
- オリーブオイル 35~40度くらい
- 水(ぬるま湯) 40~45度くらい
作り方
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1
粉類は計量し、合わせてから2度しっかりとふるいます。その方が早く混ざり、生地に粘りがでません。配合に書かれているメイプルシロップやオイルと合わせる水(ぬるま湯)は、オイルやシロップよりも温度が少し高い方(40~45度)が混ざりが良いです。
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2
メイプルシロップ・はちみつ・オリーブオイル・なたね油などは、別々に計量して温めます。指を入れて少し暖かいくらい(35~40度)がめやすです。湯せんにあて、混ぜながら温度を上げます。
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3
時間のないときは耐熱皿などに入れ、レンジ500W(強)で10秒ほど加熱します。オイルなどが10gと少ないときは、メイプルシロップやはちみつと合わせて加熱しています。
加熱しすぎると香りが飛んだり量が変わるので注意してください。 -
4
温めたものをボウルに移し、ホイッパーで混ぜるとあっという間に次のような状態になります。これが私の言う乳化状態です。毎回これがひそかな楽しみなのです…
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5
メイプルシロップ(60g)+オイル(10g)の時の乳化した状態。混ぜ合わせると、少しトロッとした感じになります。オイルが少ないとあまりトロトロ感はありません。
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6
メイプルシロップ(60g)+オイル(20g)の状態。私のレシピではこの感じが一番多いです。混ぜはじめると一瞬シャリッとした感じになりますが、そのまま混ぜていくとホイッパーの跡が残るくらいトロトロになります。
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7
乳化したものに多めの水(ぬるま湯)を入れると、一瞬分離した感じになりますが混ぜていると再び乳化して№8の状態になります。
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8
しっかり混ざった状態です。水(ぬるま湯)の温度が低いと少し余分に時間がかかりますが、5分もすればしっかり混ざった状態になります。水が入ると白っぽくなるのがまた楽しい♪
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9
はちみつ(50g)+なたね油(10g)+水(10g)の状態。メイプルシロップとは違い同じ割合でもはちみつの方がトロトロします。オリーブオイルでもなたね油でも同じように乳化します。
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10
変化が見ていてわかるので、粉を入れるタイミングはわかりやすいと思います。変化したら次の工程へ進んでください。そのまま置いておくと分離します。
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11
※メイプルシロップとはちみつでは焼き上がりの状態が変わってくるので、メイプルレシピをはちみつに変えたりその反対もあまりオススメできません。どうしても使いたい時は、半々にしてなたね油にしてください。
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ちなみに私が使用しているベーキングパウダーです。撮影によく使っていた『アイコク』(その辺のスーパーで一番売っている赤と黄色の缶)が切れたので今回『私の台所』に変えました。最近『ラムフォード』を取り寄せました。普段は『ホームメイド』使用してます。
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今までのレシピはすべてこのちっちゃな電気オーブンです。パンの1・5斤型がこの状態です。余熱時間によって10℃~30度くらい(3回連続で焼いたりするとどんどん温度が上がっていく…)ガスに比べて低いです。
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最近コンベックに買い換えました。使うときはお湯をはり、ソフト機能を使用しています。ビスケットがパリパリになるかと思ってそのまま焼いたら、乾燥しすぎてパリパリどころか石のようにガチガチになりました。
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※やはりオーブンによってかなり焼け具合が違います。コンベックだと今まで180度で焼いていたものが、170度になりました。焼き時間も変わりました。ご自分のオーブンの癖をよく知る事が大事です。電気の時は、余熱を200℃で10分とかしていました。