Μουστοκούλουρα/ムストクールラ。外はパリパリ、中はしっとりの葡萄入りクッキーです。
このレシピの生い立ち
ギリシャではポピュラーなクッキーです。実際はμούστο(オーストリアではMost、ドイツでFederweisser)といって発酵を始めたばかりのワインを使用しますが、日本では入手が難しいので、家庭で簡単に作れるレシピを考えてみました。
材料
- 薄力粉 210g
- ベーキングパウダー 小さじ1.5杯
- ソーダ 小さじ1/4杯
- シナモンパウダー、クローヴ粉、ナツメグ粉 各1/2杯
- ココア(無糖) 大さじ1/2杯
- グラニュー糖 大さじ3杯
- 葡萄 約140g
- サラダ油 50cc
- 塩 少々
- 赤ワイン 大さじ2杯
- 卵白(S) 1個分
作り方
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1
葡萄は一粒ずつ、房からはずしてよく洗います。
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2
ブレンダーかミキサーでピューレにします。
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3
ボウルを置いて上に網を乗せ、葡萄のピューレを入れて漉します。スプーンでぎゅっと押し付けて、絞りきります。
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4
ふるった薄力粉、香辛料、砂糖、塩、ココア、ベーキングパウダーとソーダをボウルに入れます。
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5
サラダ油、赤ワイン、葡萄のピューレ約110~120ccを加えます。ここではひまわり油を使用しました。
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6
耳たぶよりやや柔らかな生地にこねあげます。丸めてラップをして、冷蔵庫で30~1時間、生地をねかせます。
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7
直径1cmの丸口金をつけた絞り出し袋か絞り出し器に入れます。オーヴンを180℃に温め始めます。
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8
オーヴンシートを敷いた天板の上に、直径4~5cmのドーナッツ形に絞り出します。
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9
溶きほぐした卵白をはけで、生地の上に塗ります。180℃のオーヴンで15分くらい焼きます。
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10
シートごと、網において冷まします。
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11
クッキー缶で保存すれば、2週間くらいもちます。お茶のお供にどうぞ♪
コツ・ポイント
油はひまわり油や菜種油など、あまりクセのないものを使用してください。
生地が硬すぎても柔らかすぎても絞り出しにくくなるので、気をつけてください。
生地が硬すぎても柔らかすぎても絞り出しにくくなるので、気をつけてください。