ハードパンって難しそうと敬遠してる方や、クープ修業にちょっと疲れた方に作って欲しい、フライパンで気楽に作れるパンです♡
このレシピの生い立ち
実験用に作った少量の生地を、わざわざオーブンで焼く気にもなれず、フライパンで焼いてみたら…これが予期しない美味さだったんだわ~(‾¬‾)
材料
- 準強力粉(リスドォル) 150g
- 塩 2g(1.3%)
- 砂糖 2g(1.3%)
- 桜えび 大さじ1(2g)
- ドライイースト 1.5g(1%)
- 水(夏は冷水、冬はぬるま湯) 98g(65%)
- フィリング
- ピザ用チーズ 60g
- トッピング
- 岩塩 少々
- お好みで・青のり 少々
- オリーブオイル 少々
作り方
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1
桜えびは、すり鉢などで粉々にする。
少量なので100均のすり鉢でもすぐに出来ます。 -
2
準強力粉、塩、砂糖をザルで振るってボウルに入れ良くかき混ぜ、桜えび、イーストを入れさらに良く混ぜる。
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3
水を注ぎ入れ、ボウルの中で5分程度こねる。生地が滑らかになり弾力が出ればOK!
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4
■1次発酵
乾燥に注意して、3倍近くまで発酵させる。
22~24度にキープして2時間くらい。ゆっくり発酵がベストです。 -
5
※余談
私はこんな容器に入れて発酵させます。発酵の倍率が解りやすいので。最初の位置に輪ゴムでマーキング。 -
6
※余談
トロ箱を保温器に。38度くらいの湯を入れたペットボトルで、22~24度くらいに保温できます(3月時点) -
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※余談
3倍近くまで発酵したところ。 -
8
表面に大きな気泡がぷっくりと1つできたくらいが、発酵終了の合図♪
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9
■分割&ベンチ
打ち粉した台に取り出し4分割(1個61gくらい)優しく丸め、20分ベンチタイム。 -
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※ベンチ時は、乾燥と生地の冷え込みに注意。大きめのタッパーに入れ、トロ箱INすると良いです。
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■成形
台に閉じ目を上にして置き、平たく潰す。べた付く時は打ち粉してネ。 -
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チーズを乗せる。(1つ分15g)
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13
3方向から折りたたむ。
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14
継ぎ目を指で押さえ、しっかり閉じ、手の平で軽く押して空気を抜く。
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15
■2次発酵
油を塗ったフライパンに並べて置く。 -
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大きいボウルに60度くらいの湯を張って、フライパンを乗せ、シャワーキャップを被せる。(無ければラップで)
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この状態で発酵させます。
※お湯がフライパンに触れないように。
※35~40度にキープして30分くらい。 -
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※冬は湯が冷めないようトロ箱に入れたりして。
※夏はお湯ナシで、エアコンのない暑~い部屋に放置でOK!(笑) -
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この程度膨らめばOK!
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20
表面にオリーブオイルを塗り、水で濡らした箸で穴を開け、岩塩をパラパラ。お好みで青のりを振っても。
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21
フライパンに蓋をして火にかける。最初強めの火で、フライパンが熱くなったら弱火にし、10分程度焼く。
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22
表面が乾いた状態になったら、焦げ具合をチェックして引っくり返す。
※表面が湿っているうちは触らない。触るとしぼみます。 -
23
引っくり返したら、蓋を取った状態で5分程度焼く。
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24
フライパンでも、外はパリッと、中はもっちもちに焼けます♪割るとチーズがとろ~っと☆美味いです♡
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25
オーブン焼きのハードとはまた違う、モチモチ感の強いパンになります。オーブンを高温に余熱する煩わしさがなく、お気楽に
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26
作れるのが良いです。バゲットやカンパと同じ配合なんですけどね。それが本当にもちもちもちもち美味いんだよー♥
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※発酵のやり方は、あなたのやりやすい方法でやってもOKです。ただ1次をゆっくり発酵でないとこのモチモチ感は出ないかも。
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■発酵データ
13/03/26室温15度
・1次 22~24度保温で120分
・2次 35度保温で30分
コツ・ポイント
・保温用の湯の温度などは3/26時点での話です。季節により臨機応変に対応して下さい。