アレンジしやすい本格ミネストローネ

ミネストローネ(Minestrone)は野菜を煮込んだ素朴なイタリアのスープ。アレンジを中心にまとめました。

  1. ニンニク 1〜2片
  2. タマネギ 1個
  3. ニンジン 1本
  4. セロリ 1本
  5. ベーコン スライス1〜2枚
  6. 好みの野菜 適量
  7. 水またはブイヨン 3カップ程度
  8. トマト 200g程度
  9. (葉物野菜) (適量)
  10. (ショートパスタなど浮き実) (適量)
  11. オリーブオイル 適量
  12. 白ワイン(省略可) 大さじ1程度
  13. 塩・胡椒 適量

作り方

  1. 1

    ニンニクはスライスする。タマネギ、ニンジン、セロリは1cm角程度のサイコロ状に切る。

  2. 2

    他の野菜(葉物除く)は、タマネギなどに合わせて食べやすい大きさに切っておく。ベーコンは短冊に切る。

  3. 3

    トマトが生の場合は湯むきしてヘタと芯を取り、1cm角程度に刻む。種や汁と一緒にしてとっておく。

  4. 4

    鍋にオリーブオイルをひいてニンニクを加え弱火にかけ、ゆっくりと炒めてしっかり香りを引き出す(色が変わる手前ぐらいまで)。

  5. 5

    タマネギ、ニンジン、セロリを入れて、全体がしんなりして透き通ってくるまで炒める(野菜の香りと甘味を引き出すように)。

  6. 6

    ベーコンと他の野菜(葉物除く)を入れて炒め、肉にあらまし火が通ったら白ワインを振って水(またはブイヨン)を入れる。

  7. 7

    トマトを入れるなら加えて強火にする。

  8. 8

    煮立ったら弱火に落とし、好みでローレル1枚(分量外)を加え、蓋をして20分ほど煮こむ(必ず蓋をするように)。

  9. 9

    パスタを浮き実にするなら、煮込みの間に茹でておく。

  10. 10

    塩・胡椒、必要なら粉末スープなどの調味料(分量外)で味を調える。

  11. 11

    葉物の野菜を入れるなら食べやすい大きさに千切って加えて5分ほど火を通す。

  12. 12

    別に茹でたパスタなどの浮き実を浮かべる。最後に、パセリやオレガノなどのハーブ類を加えてもよい。

  13. 13

    ★以下、アレンジのヒントです。

    基本の構成は次の通り。

  14. 14

    A)炒め油B)香味野菜C)出汁用肉類D)具となる野菜E)炭水化物F)葉物野菜G)トマトH)調味料

  15. 15

    (A)炒め油=イタリアンの基本。必ずオリーブオイルを使い、ニンニクを弱火でじっくり炒めて香りをよく引き出します。

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    (B)香味野菜=これもイタリアンの基本。タマネギ、ニンジン、セロリの3種類を刻んで、よく炒めて甘味と香りを引き出します。

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    (C)出汁用肉類=ベーコン以外にもハムやソーセージ、パンチェッタ、サラミなど味が出れば何でもいいです。

  18. 18

    必須なのはこの(A)~(C)だけ。後は好みの材料を自由に組み合わせれば、「我が家の」ミネストローネの完成となります。

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    (D)具となる野菜=ズッキーニ、カブ、大根、キノコ、芋類、豆類、米、麦など。どんなものでもいいし、何種類入れてもOK。

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    (E)炭水化物=浮き実にパスタを入れるか、芋類、豆類、米、麦などを1種類だけ。(D)と被らないように。

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    (F)葉物野菜=ほうれん草、レタス、キャベツなど葉物野菜を最後にちぎって入れます。

  22. 22

    (G)トマト=使いやすい分量で大丈夫です。4人分だと、大玉なら1個、中玉なら1パック(3~4個)、缶詰なら半分ぐらい。

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    残ったら翌日アクアコッタに↓

コツ・ポイント★煮込みの際は必ず蓋をします。★勘違いされている方が多いんですが「トマト味のスープ=ミネストローネ」ではありません。トマトが入らなくても十分美味しくなります。

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