英国文化を受け継ぐオーストラリアのパイは日本でおなじみのパフタイプではなくクッキー生地のようなペイストを使った英国流。
このレシピの生い立ち
オーストラリアの調理専門学校に通っていた時、当時の自分が実習中に必死に書き取ったノートにあったパイ生地レシピをもとに、家で作りやすいよう材料の分量などをアレンジしたアップルパイです。
フィリングは鍋を使わずに手軽に作れるよう考案しました。
材料
- <りんごフィリング>
- りんご 2個
- 上白糖 大さじ3
- シナモンパウダー 少々
- <生地>
- 薄力粉 200g
- 無塩バター 100g
- 上白糖 50g
- バニラエッセンス 適量
- 卵 1/2個(26g)
- グラニュー糖 適量(仕上げ用)
作り方
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1
皮をむき幅1㌢にスライスしたりんごをスチームケースに入れ、砂糖を全体にまぶす。レンジ500wで5.6分加熱。
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2
5割くらい加熱がされていればOK♪シナモンをふりかけて粗熱をとる。りんごフィリングの出来上がり!
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3
生地作り。薄力粉とバターをボウルに入れ指を使って細かいフレーク状になるまですり混ぜる。バターの大きな塊が残らないように。
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4
砂糖を加えてさらに混ぜます。
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5
卵液とバニラエッセンスを加えたら、良くなじませながら生地をひとまとめにしていく。
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6
ラップに包んで冷蔵庫で30分寝かす。
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7
生地を半分に切り分け、めん棒を使って型よりひとまわり大きく伸ばす。隙間なく型に入れ込み、ふちを切り落とす。
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8
フォークを使って生地の底数箇所に穴をあけ、粗熱の取れたりんごを敷き詰める。
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9
残りの半分の生地を同様に伸ばし、ふたにする。ふちは指で軽く押さえてはみ出した部分を切り取ればOK.。
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10
真ん中に蒸気を逃す切込みを入れる。
残った生地は丸めて再び伸ばし、飾り付けに☆ -
11
オーブン180度で30~40分焼く。焼きあがったら上からグラニュー糖をふりかけ、粗熱が取れたら型からはずし、完成!!!
コツ・ポイント
りんごフィリングはもちろん鍋で加熱をしてもOKです。
ただ、りんごの食感を残したいので加熱しすぎに注意!
一晩寝かすといっそうりんごと生地がなじんでおいしくなります。
生地はミートパイなどにも応用ができます。
ただ、りんごの食感を残したいので加熱しすぎに注意!
一晩寝かすといっそうりんごと生地がなじんでおいしくなります。
生地はミートパイなどにも応用ができます。