電話で会わずとも手軽に伝えられる時代に、制作だけでも2日かかるメッセージ。でもその手間の分だけ気持ちも入ってます。このレシピの生い立ち写真の通り、プレゼント用。粉糖を使い切りたい欲が丸見えなんて、そんなことないよ?ちゃんと心を込めて作ったし描きました。絵心ないけど。本当は飴を砕いてガラスクッキーにしたかったんだけど飴が焦げて中身が見えなくなっちゃった。
- 溶かしバター 100〜110g
- 砂糖 80g
- 卵黄 1個分
- 薄力粉 240g
- ココアパウダー 5g
- アイシング用粉糖 適量
作り方
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1
バターと砂糖を混ぜ合わせ、卵黄を分離しないように混ぜたら小麦粉を加える。
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2
小麦粉を加えるときにボウルに泡立て器を入れっぱなしにしない。取り出してから入れないと粉が無駄になる。
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3
代わりにゴムベラを入れてから粉を加え全体に油分を纏わせ、粉気がなくなるまで混ぜる。
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4
ヘラだと混ぜにくいので手でこねた方が生地がまとまりやすいし滑らかになる。
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5
生地の半量を別のボウルに取り、ココアと混ぜて2つ味を作る。適当に混ぜるとマーブル模様になってそれもまたきれい。
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6
ラップに包んで冷蔵庫で30分以上休ませる。
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7
模様だけならいいのだが、ダマがあると粉が突然バホッときて咽せるのでダマは潰す。
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8
忘れた頃に取り出して綿棒で伸ばす。出したては硬いので綿棒で押しながら伸ばす。
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9
暑さはよくわからないけど薄すぎるより厚いくらいが型抜きしやすいし焦げない。でも流石に1cmは厚すぎる。
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10
細かいことは分からないが、よく見るクッキーぐらいの厚さなら大抵はどうにかなる。
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11
180℃で予熱したオーブンで15分焼く。取り出して覚ましておく。いい匂いで食べたくなるので味見用のクッキーを作っておく。
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12
勢い余って食べすぎないように気をつけて、冷めたら一度タッパーに乾燥剤と一緒に保存しておく。食べちゃうんだなー、これが。
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13
完全に覚めたらアイシングを作る。元から色のついている粉糖があるのでインクがない人はそちらをどうぞ。
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14
あとは思いの丈を綴るだけ。重ねて絵を描く時は下のアイシングが固まっていることを確認してからにしないと滲んでしまう。
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15
硬すぎると絞れないし、緩すぎるとだれてなんの絵か分からなくなるし、調節が難しいがそこは一滴ずつやるしかない。
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16
アイシングが完全に乾くまで一晩くらいかかるのでそっとしておく。
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17
湿気の多い時期はしけないように乾燥剤を近くに置いて、その上からタッパーなどを逆さまにしておいておく。
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18
袋に入れて渡すまでが完成。途中で一体何枚食べたかはその時わかります。
コツ・ポイントノーマルもココアも少し崩れやすかったのでバターの量を調節するか、クッキングペーパー上で作業して、型抜いた生地を動かさずにそのまま鉄板に乗せるといいかも。アイシングは一滴単位で水分量を調節しないと砂糖の量がエグくなる。