簡単に作ることができるお饅頭です。茗荷の香りがおいしく毎年つくります。このレシピの生い立ち「野上り饅頭」とも言い、田植えのおやつとして大量に作り、手伝いの人にふるまいました。今は季節菓子として茗荷の葉が大きく育つと食べたくなり作ります。稲沢市の郷土料理です。
- 中力粉 500g
- 熱湯 550cc
- 塩 2つまみ
- 小豆 2合
- 砂糖 2合
- 塩 少々
- 茗荷の葉 40枚
- 片栗粉 適宜
作り方
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1
茗荷の葉の用意。茗荷の葉を切り洗い、一枚づつ表・裏をふいて水分を取っておく。
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2
衣を作る。ふるった中力粉・塩をまぜておき、熱湯を加え、菜箸6本で混ぜる。手がはいる熱さになったら、手でよくこねる。
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3
20個に分けて丸める。
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4
小豆餡を作る。餡を似て25gから30gに分け丸めておく。(餡は残る)
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5
饅頭を作る。皮を平たく伸ばし、餡を包む。皮は均等に伸ばさず、中央を厚くする。中央に餡を置き皮を閉じる。
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6
茗荷の葉でくるむ。葉を十文字に置き、交わったところに饅頭を閉じ目を下にして包む。
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7
蒸す。蒸し器に並べ蒸気が上がってから5分から8分蒸す。葉で包んであるのでぎっしり並べても、積み重ねてもくっつかない。
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8
蒸し器から取り出し冷ましておく。
コツ・ポイント小豆餡を煮ておけば、簡単に、大量にも作ることができます。手で良くこねるともっちりとした皮になります。茗荷でくるまないものを小麦饅頭といいます。