甘い梅干しもいいけど、すっぱくて梅の香りのする昔ながらの梅干しです。あまりの感動の美味しさに、レシピを教えてもらいました
このレシピの生い立ち
ばあちゃんの作る梅干しが絶品すぎて、伝承していかなければとの思いから(´ 3`)
こんな形の良いしっかりした昔ながらの梅干しは、市販では手に入りませんよ~(^3^)/
材料
- 梅(3L、できれば和歌山県産南高梅) 1kg
- 粗塩 200g(20%)
- 赤紫蘇 1kg用1袋
作り方
-
1
6月はじめ、今回は2kgに挑戦します。梅のヘタをとって、やさしく水洗いする。た4
-
2
水に半日浸けておく。半日浸けたらざるにあげる。
-
3
ざるにあげたら、ざっくり乾く程度で濡れていて大丈夫。樽に塩を少し敷き、梅→塩→梅と、交互に重ねる。最後は塩で終わる
-
4
中蓋を置き、重しを乗せる。(今回は2kgの梅に対し3.5kgの重し、は。d
-
5
1日置いたら、一度重しを外して容器ごと振って中身を撹拌する。再度重しをのせておく。
-
6
3~4日で梅酢が上がってくる。梅酢が梅全体を覆っていることを確認し、ここから20日前後冷暗所で保管する。
-
7
20日前後立ったら次の工程へ。赤紫蘇を買ってきて一枚ずつちぎって洗う。
-
8
すり鉢(なければボール)で紫蘇がしんなりするまで、適宜塩をまぶして強く揉み込み、固く搾る。(塩は分量外)
-
9
8の工程を、計2回繰り返す。ポイントは力の限り固く搾ること!塩は次の工程で梅酢で洗い流すので、量は適宜で可。
-
10
梅酢を200ml程度清潔な容器ですくいとり、紫蘇にかけてもみ洗いする。梅酢の量は適宜だが、梅が顔を出さない程度で。
-
11
手もしくは清潔なガーゼなどで強く絞りきる。写真のような灰汁が出る。汁は捨てる。
-
12
水気を切った手で、紫蘇を梅の中に混ぜ込む。表面は極力紫蘇で覆うように。再度重しをのせて1ヶ月程度冷暗所で保管する。
-
13
7月末から土用の丑の日頃、数日天気の良い日を狙って天日干し。
まずは梅酢・梅・紫蘇に分ける。 -
14
ざるに梅を一粒ずつ並べて天日干し。基本的には直射日光に当てるが、カンカン照りなら半日陰で。
-
15
朝外へ出して、夕方に取り込み、時々裏返す。2~3日繰り返し、まだふっくらしている程度でやめて完成!!
-
16
紫蘇は今回梅とは混ぜないが、梅と一緒に天日干しし、乾燥させたものをミルにかけると手作りゆかりの出来上がりです。
-
17
梅酢はビンなどに入れて保管し、料理に使えます!
-
18
2016年今年は16日に梅仕事を始めました。今回は18%に挑戦してみました。24日現在、いい感じに梅酢が上がっています
コツ・ポイント
★作業中、水気を絶対入れないことがカビ予防に繋がります。
★塩分濃度は自分好みに調整を。減らすとカビやすくなります。