ちょっと大きめの笹の葉を見つけたら、手作りちまきの出来上がり。
このレシピの生い立ち
祖母が作ってくれた3色団子(白とヨモギと食紅でした)の作り方で生地を作り、笹の葉っぱで巻きました。
蒸し上がった生地に、色を付けて搗き、丸めて串に刺すと3色団子が出来ます。
材料
- 大きめの笹の葉 30枚
- タコ糸 70㎝×10本
- 上新粉 100g
- 砂糖 80~100 g
- 砂糖のうち半量程度を黒糖(粉末)に変えると、黒糖粽になります (40~50g)
- 塩 少々
- 水 70g
- 片栗粉 大匙1
作り方
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1
長さ15センチ以上、幅3センチ程の笹の葉を見つけたら、30枚(3枚一組です)集め、ざっくり水洗いします。
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2
洗った笹の葉を、5分程茹でます。
茹でたら冷水にさらしておきます。 -
3
タコ糸を70センチほどの長さで10本、切っておきます。
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4
蒸し用の湯を沸かし、蒸し器に濡れ布巾を敷きます。
蒸し上がった生地を搗く為のすり鉢、すりこぎを水に浸けておきます。 -
5
この写真は、砂糖のみの生地の為白いですが・・砂糖(と黒糖)、塩、上新粉に少量づつの水を加え、混ぜ合わせる。
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6
これくらいの緩さになります
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7
濡れ布巾を敷いた蒸し器に、生地を流し入れ、蒸気のたった蒸し器で25分蒸します。
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8
蒸している間に、笹の葉を拭き、3枚一組で写真のように組み合わせ、準備しておきます。
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9
蒸し上がった生地をすり鉢に取り出し、熱いうちにすりこぎに水を付けながら、手水をとって返しながら搗きます。
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10
少し冷めてきたら、一気に手で捏ね、全体が柔らかくまとまったら、10等分します。
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11
片栗粉を手に取りながら、生地をちまきの形に整えます。
ここまでは生地が冷めきってしまわないうちに一気に仕上げます。 -
12
こうして、3枚重ねた笹に生地を乗せ、手前から笹を巻きつけていきます。
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13
先端部分に、タコ糸の中央部を持っていき、2回しっかり巻きつけた後、糸の両端をそれぞれ右回り左回りでらせん状に巻きます。
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14
笹の付け根部分で巻き終わり、また、2回ほど巻き付けて、ほどきやすいように糸を縛ります。
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15
これで出来上がりですが、もう一度蒸し器に入れて3分ほど蒸すと、表面の片栗粉が馴染み、笹の香りも移り、更に美味しくなります
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16
手間はかかりますが(1時間以上の)折角ですから、黒糖入りも作ると、本格的な気分が味わえます。
コツ・ポイント
クマザサでも、タケノコの皮でも同じように出来ます。
中華ちまきのように撒いても良いですよね。
米粉だけで作りますので、蒸した直後は粘りも無く硬い感じですが、搗いて捏ねると艶が出てもっちりして来ます。