パキスタン出身の主婦直伝!(を少しアレンジ)。彼女もお母さんのをアレンジ、私も少し自分好みにアレンジしちゃいました。
このレシピの生い立ち
パキスタン出身のお友達のおうちで食べたカレーが美味しくて、いろんなカレーの作り方を根掘り葉掘り聞いたのを自分流に少しアレンジ。本当はココナツとかマスタードシードは南インド流で、パキスタンではあまり使わないみたい。でも私は好きだからいいのだ!
材料
- タマネギ 2個
- サラダ油 1.5カップ
- 生姜 30g
- ニンニク 30g
- ヨーグルト 1カップ
- ★ココナツミルク 1カップ
- 塩 小匙1.5
- 骨付きマトンブツ切り 1㎏位
- 熱湯 4カップ位
- (★ココナツミルクを入れる場合、熱湯は 3カップ)
- ホールスパイス
- クミンシード 小匙1
- ★マスタードシード 小匙1
- 唐辛子 4本
- ベイリーフ(葉脈が縦に入ってる種類。断じてローレルではない!) 3~4枚
- グリーンカルダモン 8粒
- ビッグカルダモン 2粒
- シナモン 3㎝位
- クローブ 6粒
- ★メース 3つ位
- その他好みのスパイス 入れ過ぎちうい!
- パウダースパイス
- ターメリック 大匙1
- カイエンペッパー 小匙2
- コリアンダー 大匙3
- ★黒コショウ 小匙1
- ★カルダモン 小匙1
- 仕上げ用合わせマサラ
- グリーンカルダモン 15粒
- 唐辛子 2本
- 黒コショウ 20粒
- クミンシード 小匙1
- コリアンダーシード 小匙2
- フェンネルシード 小匙1
- フェヌグリーク 小匙1/2
- 仕上げ用
- 香菜ザク切り 少々
- バスマティライス
- バスマティライス 1カップ
- 塩 小匙1/2
- 熱湯 1.5L
- グリーンカルダモン(軽く潰す) 2粒
- クローブ 1粒
- サラダ油 大匙1
作り方
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1
とりあえず今回の出場メンバー(材料)です。
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2
【フライドオニオンを作る!】
弱火でじっくり時間を掛ける炒めタマネギも良いですが、フライドオニオンは時短で出来てお手軽。 -
3
タマネギは繊維を断ち切るように出来るだけ薄くスライスする。
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4
鍋にサラダ油を入れ強火にかける。タマネギのスライスをほぐしながら入れ、焦がさないように注意して木べらで混ぜながら炒める。
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5
ある一瞬を境に、タマネギが急に柔らかくなったように感じる瞬間があるので、その感覚があったら中火に落として更に炒める。
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6
徐々に色づいて黄金色になってきたら佳境。余熱でも火が通るので、これ位の色になったらザルにとりペーパーに広げて油を切る。
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7
冷めたらパリパリに。ひとまずフライドオニオン完成。
タマネギを揚げた油はあとで使います。とてもいい香りの油です。 -
8
フライドオニオンは油から上げるタイミングが難しく、最初は余熱で焦げたりベチャベチャになってしまうけど何回か作れば慣れます
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9
【カレーを作る!】
生姜とニンニクはすりおろして水少々を加える(ニンニクは縦半分に切り芽を取り除いてからすりおろすこと) -
10
ヨーグルトはスプーン等でかき混ぜてなめらかにしておく(そうしないと加熱中に分離する)。
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11
マトンは解凍、水洗いして水気を拭き軽く塩を振っておく。しばらくすると水が浮いてくるのでペーパータオルで押さえて水気を除く
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12
たっぷりのサラダ油(分量外)を180℃に熱し、マトンを素揚げし、ボールに取り熱湯を掛け、油抜きする。
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13
熱湯を掛けて油抜きしてるところ。油抜きしたらザルにあげて水を切っておく。
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14
タマネギを揚げた油100㏄位とクミンを鍋に入れて弱火に掛ける。ワキガ臭から香ばしい香りに変ったらマスタードシードを投入。
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15
マスタードシードが弾けたら唐辛子、ベイリーフを入れる。残りのホールスパイスを投入、カルダモンが膨らんだらメースを投入。
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16
生姜とニンニクのすりおろしを投入、焦がさないように香りを出したらまた弱火にしヨーグルトを加え分離しないようにかき混ぜる。
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17
※ニンニクと生姜は焦げると嫌な苦味が出ます。焦がし厳禁!慣れない内は一旦火を止めてから入れ、再度弱火にする方がいいかも?
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18
フライドオニオンを手で握りながら細かくして投入し、かき混ぜてペースト状に。
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19
パウダースパイスのターメリック、カイエンペッパー、コリアンダーを入れ、まずターメリックの強烈な匂いを飛ばし、
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20
続いて黒コショウ、カルダモン、塩を入れる。
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21
強火にし熱湯2カップを少しずつ入れ、常に沸騰した状態に(★ココナツミルクを入れる場合ここで投入、熱湯は1カップに減らす)
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22
鍋の表面に赤い油が浮いていい匂いがしているはず。具材によってスパイスの種類や配合は変わるが、とりあえずベースの完成。
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23
13のマトンをベースに加え、ヒタヒタに熱湯を加える。沸騰したら弱火にし時々混ぜながらマトンが柔らかくなるまで2時間煮込む
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24
よくある失敗は水の入れ過ぎ。2時間煮込んでる間も時々水を足しますが、水の入れ過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
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25
2時間もやってらんないよ!って場合は圧力鍋で30分でもいいんじゃないかしら?
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26
マトンが柔らかくなったら合わせマサラ小匙2を加え5分程煮たら、塩味を見て完成。油が気になる場合は余分な油を取り除く。
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27
お皿によそい、香菜を散らして完成!バスマティライス(後述)と共に召し上がれ!
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※マトン・ラムは部位によって柔らかさも味わいも変わります。骨付きスネは固くて煮込みに時間はかかるけど、一番おいしいかも。
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29
【合わせマサラを作る!】
煮込んでいる間に合わせマサラを作ります。 -
30
それぞれのホールスパイスを1種類ずつ弱火で乾煎りして香りを出し、全て合わせて冷ましてからミルサーで粉末にする。
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31
ザルで濾して、ザルに残ったカスを更にミルサーで粉にする。あらかた粉になったら完成。それでもザルに残る物は諦めて捨てる。
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32
※合わせマサラのフェヌグリークは苦味が強いので、苦手な人は除くか量を加減してくださいね!
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33
昔は合わせマサラは各家庭で作ってて、家庭毎に配合も違ってたけど、今では買ってきたガラムマサラを使う家庭が多いんだって。
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34
【バスマティライスを炊く(茹でる)!】
バスマティライスはインド・パキスタンで広く食べられている長粒米の一種です。 -
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バスマティライスは軽く洗い、水に30分程度漬けてからザルにあげて水を切っておく。
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36
鍋に水、ホールスパイスを入れ、強火にかける。お湯が沸いたら塩、サラダ油、水切りしておいたバスマティライスを入れ茹でる。
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5分位で茹で上がるので、ザルにあけて湯を切り、再度鍋に戻して蓋をして5分蒸らしたら完成!
コツ・ポイント
お店の人はスリランカ系?だけど日本語も通じるし世話焼きなので心配なし!