さつまいもとナッツのキャラメルタルト

【タルト生地】配合、手順共に基本のタルト生地(RID:17417799)と同様ですが念のため記載します。バターと玉子は室温に戻し「★」の粉類は合わせてふるう。

バターをなめらかに練り、砂糖を数回に分けて加え、白っぽくふんわりとするまですり混ぜる。

よく溶いた玉子を２〜３度に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせる。

「★」の粉類を２度に分けてふるい入れ、ゴムベラに持ち替えてさっくりと切り混ぜる。

生地をひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませる。

生地を休ませている間にナッツを乾焼きし、冷ましておく。120℃のオーブンで15分程。時間は目安です。ココナツを入れる場合は焦げ易いのでマメに様子をみて下さい。

【フィリング】さつまいもは皮を剥き、1㎝厚の銀杏切りにして数分水にさらし、一度水を換える(画像は換える前)。水気を切って耐熱ボウルに入れる。

ラップをふんわりとかぶせ、レンジで約２分半加熱（500W)。フォークや木べらで粗く潰す。

お芋が熱いうちに裏ごしにかける。火傷に注意。

バター→砂糖→生クリーム→アーモンドプードル→あればラム酒→卵黄の順(材料欄記載通り上から)に加えて練り混ぜる。

滑らかになればフィリングの完成。例えば卵黄が小さい、お芋の水分含量が異様に少ない等の事情でまとまらなければ、牛乳を少量足して下さい。

休ませておいたタルト生地をめん棒で叩いて弛め、型よりひと回り大きく伸して型に敷き込む。このあたりでオーブンを170℃に予熱開始。

側面が波形の場合は端まできっちりと。敷き込みのコツは「基本のタルト生地」の手順12以降に記載してあります。

タルト生地の中にフィリングのさつまいもクリームを敷き詰めて平らにならす。クリームの下にレーズン(分量外)を敷いても美味しい。お好みでどうぞ。

予熱が完了したオーブンで約20分焼成。タルト生地にうっすら焼き色がつく程度。一度取り出し、オーブンは180℃(先ほどより10℃上げます。注意。)に温めておく。

【キャラメルナッツ】の材料のうち、空焼きにしたナッツ以外全てを小鍋に入れる。

鍋を中火にかけてバターを溶かし、沸騰してから3〜5分、少しとろりとしてくるまで煮詰める。絶えず混ぜて下さい。

6.のナッツを一気に加え、全体をからめる。よほど煮詰めすぎない限り慌てて作業しなくてもすぐには固まらない配合にしてあります。

15.の上にキャラメルナッツをまんべんなく広げ、予熱が完了したオーブンで10〜15分焼成。時間はお手持ちのオーブン等により加減して下さい。

焼き上がり。粗熱をとって、型から外す。共底の場合はタルトの上面にオーブンベーパーを当て、ひっくり返して型を取り、底面にお皿を被せる→表に返す。

好みの大きさに切り分けて完成。以降の手順はおまけです。必要な方だけご覧になって下さい。

さつまいもは皮むき前140g程（細め１本）が裏ごし後100gになりました。15㎝のラップと比べて少し小さいくらい。

さつまいもの裏ごし、タルト生地、共に予め冷凍しておくと楽。いずれもラップに包んでフリーザーバックに入れて下さい。

あれば、仕上げにアプリコットジャムを裏ごししたものとアマレット各適宜(材料外)を混ぜたものを刷毛で塗るとより美味。つやも出て乾燥も防げます。

ナッツはどれか１種類でもいいです。バタピーが一番安上がり。刻んでも砕いてもそのままでも…お好みで。今回は色々ブレンドしました。

気が向いたのでラッピング。トレーシングペーパーが便利です。敷いてから袋に入れました。

↑生い立ちに記載のリーフレット。無断転載禁止との記載がなかったので載せました。実物の味は知りません…。