さくらんぼのパイチェリーパイ

〈前日までに準備〉さくらんぼは洗って清潔なふきんで拭く。※買って直ぐに使う場合は16参照。

さくらんぼのヘタをとって種抜き機で種抜きをする。

種を抜いたさくらんぼをジップロックなどの密閉できる袋に入れて、冷凍する。

〈パイ生地の準備〉バターは厚さ1㎝角に切って冷蔵庫で冷やす。強力粉、砂糖、塩はビニール袋に入れて振り冷蔵庫で冷やす。

☆をよく混ぜ合わせ、茶碗などに入れて冷蔵庫で冷やす。

〈パイ生地〉冷しておいたバターと粉類を両手の指先でバターが米粒大になるまですり混ぜる。フードプロセッサーを使うと楽。

6に5を少しずつ入れて混ぜる。気温や気候によって5の量は調節。

少し粉っぽさが残るぐらいで生地をぎゅっと握ってひとまとめにし、冷蔵庫に入れ30分ほど寝かせる。

オーブンを180℃に予熱しておく。

〈パイの成型〉型に無塩バター(分量外)を塗っておく。

パイ生地を冷蔵庫から取り出し、半分より少し大きめ(型に敷く用)に切る。残り半分は後で蓋として使うので冷蔵庫に戻す。

生地を麺棒で型より大きくなるまで広げる。最初は麺棒と体重で押してある程度広げてから麺棒を転がすと楽。

バターを塗っておいた型に、生地を敷く。型から出た余分な生地を切り落とす。焼き縮みがあるので、少し余裕を持たせた方がいい。

生地の上にオーブンシートを敷き、その上に重石を敷く。

〈パイ生地の空焼き〉予熱していたオーブンで、180℃で10分焼き、鉄板の前後を変えてさらに10分焼く。

★買ってきたさくらんぼで直ぐに作りたい場合は、空焼きの間にさくらんぼを洗ってヘタと種を取っておいて冷凍庫へ入れて下さい。

焼き上がったら卵黄を刷毛で塗り、まだ暖かいオーブンの中に入れて、卵の膜を作る。フィリングの準備ができるまで入れておく。

〈フィリング〉ボールに凍ったままのさくらんぼ他フィリングの材料を全て入れてヘラで混ぜる。砂糖のダマが多少残っても大丈夫。

オーブンに入れて余熱で卵の膜を作っておいたパイ型を取り出し、オーブンを220℃に予熱しておく。

11で残しておいた生地を冷蔵庫から取り出し、型より大きくなるように麺棒で広げる。

18のフィリングを19のパイ型に入れる。

21に20で広げた生地を乗せて蓋をする。この時、先に焼いた生地と20の生地がくっつくように、縁をしっかりと閉じる。

生地の表面にフォークでまんべんなく穴を開け、卵黄を刷毛で塗る。

〈焼く〉パイを鉄板に置き220℃に余熱したオーブンで10分焼く。

24の後、パイにアルミホイルを被せてから鉄板を前後逆にし、再度220℃で10分焼く。

25の後、180℃に温度を下げ10分焼く。10分後、鉄板の前後を逆にして再度180℃で10分焼く。

★180℃に温度を下げた後、アルミホイルはかけたままで大丈夫です。

焼けたらオーブンから取り出して粗熱を取った後、冷蔵庫で2時間ほど冷やす。

好きな大きさに切って召し上がれ(*´∀｀)切り分けた後にホイルで包んでトースターやグリルで2～3分焼くと美味しいですよ。

【その他】

粗熱を取った後に冷蔵庫で冷やすのはフィリングをある程度固めて切りやすくするためです。

アルミホイルは表面が焦げるのを防止するためなので、焼き色がついた後に焦げそうな場合は、そのタイミングで被せて下さい。

種抜きはボールよりもビニール袋に向かって行う方がクッション効果で種が跳ねません。

直径14㎝の型では、上記のレシピだと3個分が作れます。

R1.6.23、作り方を大幅に変更しました。パイの空焼きを追加し、フィリングは煮ない作り方にしました。

カルダモンはなくてもいいですが、カルダモンを加えることでさくらんぼの酸味をより爽やかに感じることができます。

アメリカンチェリーを使う場合は、砂糖を色のついたきび糖や黒砂糖にしたり、カルダモンの他にシナモンも合うと思いますよ。

パイ型は100均のダイソーで買いました。軽くて丈夫で火が通りやすく、使い捨てできるので、後片付けも楽です♪

R1.6.24パイ生地の作り方を変えました。