自家製のきりたんぽ,鶏骨つきもも肉から取った出しでつくります。ごぼうのささがき,まいたけ,せりは必ず入れます。このレシピの生い立ちガラスープの素を使ってもよいが,骨つきもも肉からよいスープがとれる。ほぐした身を具にすればよいので便利。秋田県の郷土料理だが,もともとマタギ(猟師)が山で食べたもの。山鳥の汁にごはんを棒先につけて焼いたものを入れたという。
- ▼無洗米 320g(2カップ)
- ▼水 432ml
- ♢かたくり粉 小さじ3分の2
- ♢自然海塩 ひとつまみ
- ◎鶏骨つきもも肉 2本,619g
- ◎水 2L
- ◎しょうがうす切り,ねぎの青いところ 少々
- ♦うすくち醤油 大さじ2
- ♦酒 70ml
- ♦みりん 大さじ1
- ごぼうのささがき 194g
- まいたけ 200g
- 糸こんにゃく 200g
- 白ねぎ斜め切り 200g
- せり 50g
- 水菜 180g
- ポン酢醤油 適量
作り方
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1
▼を炊飯器に入れ,スイッチを入れる。炊けたら,♢をふりかけ,水でぬらしたすりこぎで突きこねて,半つぶしにする。
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2
割り箸16膳を水に浸しておく。1を8等分にし,2膳の箸に巻き付け,クックパーで包み,ころがして整形する。8本つくる。
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3
オーブン用金網に2をのせ,250℃,30分くらい,うすく色づくまで加熱。熱いうちに箸をまわして抜く。斜め2つに切る。
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4
鍋に◎を入れ,加熱し,アクをとりながら30分煮込む。もも肉を取出し,身を取る。せりと水菜は,5cm長さに切る。
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5
まいたけは,ほぐす。糸こんにゃくは,下ゆでする。IH調理器にIH対応鍋をのせ,4のスープ,♦を入れ加熱する。
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6
ごぼう,まいたけ,糸こんにゃくをいれる。煮立ったら,その他の具を入れる。ポン酢で食べる。
コツ・ポイント杉の割り箸がよい。クックパーはごはんがつかないのでよい。オーブン焼きの代わりに,魚焼きグリルで焼いてもよい。