数の子を食べるにあたってのその方法
このレシピの生い立ち
あまりに勘違いが多すぎて、パッケージにまで塩蔵塩の塩気を残して食べるとあるし料理人までがそう言います。どう食そうと自由ですが、そんな不味いものを勧めるメーカーの言う通りではなくて、どうせ食べるならおいしくしませんか。
材料
- 数の子 適量
- だしつゆ 適量
- 削り節 適量
作り方
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1
まず、保存用の塩分を抜きます。適塩まで戻すのではなくて…
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2
数の子に限らず、「塩蔵品」は保存用の塩分は100%抜くのが基本。塩抜き加減を見ながら抜く。これが大間違い。抜き切ります。
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3
100%抜いたら、ペットボトルの出汁つゆで結構です。天つゆよりやや濃いめに煮立て冷ます。冷めたらそこへ一晩漬けこむだけ
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4
冷蔵庫にストックし、食べるときには削りカツオをかけます。塩分残したものと比較すれば天地の差の旨さですよ。
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5
美味しいお節で楽しいお正月。
コツ・ポイント
むかしは、料理人たちは、数の子に限らずワラビでも何でも塩蔵品の塩気は完全に抜く。それから一から味付けをするのが当たり前でした。最近は塩蔵用の塩分を残しそれを塩気とする人が多すぎ。保存の役割を果たした塩は不味い。ということを忘れないで。