八宝菜ではない「うま煮」の一つの形式です。この形式は我流ですけれど、プロの方はどう考えているのかしら?このレシピの生い立ち駅付近によくある「地元の中華料理」屋さん。私はよくビールとうま煮単品を注文します。美味しい。家で作りたくなりますが、似た傾向はあるものの、大概、店ごとに具も味も違う…で、仕方が無いので自作です。具の自由度や20分煮は、自宅ならでは。
- うま煮の具
- りんご 1/2個
- 大根 1/3本強
- 豚こま切れ 159g
- 玉葱 1/2個
- 油揚げ 1枚
- しめじ 1/2房
- 下茹で用
- お米 30g
- 油と香辛料
- ひまわり油 大さじ1
- にんにく(みじん切り) 1片(ほぼ10g)
- しょうが(みじん切り) 10~15g
- 鷹の爪(輪切り) 1本分
- うま煮スープ
- 鳥ガラスープの素 大さじ3(山盛り)
- 鳥ガラスープ用のお湯 ほぼ720ml
- 黒コショウ(荒) 小さじ1(すり切り)
- 濃口醤油 30g
- みりん 30g
- 日本酒 15g
- とろみ付け
- 片栗粉 小さじ3(山盛り)
- 水溶き用の水道冷水 ほぼ180ml
- お好みで
- クミンシード 小さじ1(すり切り)
- 日高昆布 1枚(5cm x 10cm)
- 岩塩(原則不要) 小さじ1(すり切り)
- ナンプラー 30g
- オイスターソース 30g
- 長ネギ(みじん切り) 1/3本
作り方
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1
材料達。
豚こま、たまねぎと鷹の爪は撮り忘れています。大根は、8mmくらいの厚さの短冊切りです。
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2
大根の下茹で。よくみると、お米が入っています。写真ではまだ火が足りない状態。弱強火で、ぷくぷく8分です。
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3
材料を切ったり、下茹でしたりの、準備完了。りんご:6~8mmくらいに切って、1分湯通し。油揚げ:りんごに同じ。
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4
豚:一口大。最後にぷくぷく1分。玉葱としめじは下茹でなし。
まぁ、大蒜と生姜をみじん切りにして、本当の準備完了です。
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5
ここで所要が発生して、手順3にラップして、冷蔵庫(笑)
ついでなので、大蒜と生姜をみじん切りにして「冷凍庫」へ。
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6
調味料などの軽量後。
今日は、そんな気分なので、岩塩とクミンシードも使います。最後にナンプラーも追加します。
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7
まず、クミンシードと鷹の爪を温めます。香りが立ったら、大蒜と生姜を入れて、香りが立つまで温めます。終始、中弱火です。
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8
その後、うま煮スープの材料を入れて、強強火にして、沸騰させます。
「煮るのでひたひた」です。
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9
沸騰したら、火力はそのままで、材料を全部入れます。温度が下がった後、再度ふつふつ沸いたら、中弱火にして、20分煮ます。
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10
20分後、水溶き片栗粉で、とろみをゆるめにつけます。
火を止めて、今回は、ナンプラーを全体に混ぜ合わせて、完成です。
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11
2人(2回)分。室温になったら冷蔵庫です。48時間以内に食べます。翌日、しめじの入れ忘れに気付いて茹でて追加…
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12
昆布はスープ用の出汁です。オイスターソースはナンプラーの代わりで両方なければ岩塩。あれば、ねぎ等を最後に散らします。
コツ・ポイント砂糖の代わりにりんごを入れます。中国では、八宝菜の「八」は「8種類」ではなく「多くの」ということらしく。多くなければ「うま煮」かしら?(笑)形式を定義してみますと、①甘め味濃いめ②香辛料を炒めた油③スープで煮る④とろみを付ける