秋になると無性にいちじくの甘露煮が食べたくなります。故郷秋田の味、亡母の味です。秋田から取り寄せて作ります。
このレシピの生い立ち
故郷秋田ではマイナーな食べ方です。お茶請けに出されます。各家庭によって甘さに差があるようです。母の味でしょうか、いつも送ってくれていた母も他界。、これは、いちじくを送ってくれた友人に教えてもらった作り方です。だから母でなくく友人の味です。
材料
- いちじく 1キロ
- 酢 30CC
- ザラメ 200グラム
作り方
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1
よく洗って、枝についていた部分を切り鍋に入れて水を入れ酢を入れ、湯でこぼしする。(沸騰させる)
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2
①を鍋に戻しザラメを入れる。砂糖が煮とけたら弱火でコトコトと煮る。
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3
ペーパーの落し蓋をして1時間くらい煮る。
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4
ほとんど煮汁がなくなるまでひたすら煮る。
この辺で火を止め、一晩置く。 -
5
朝に20~30分焦がさないように追煮して出来上がり。
コツ・ポイント
水を入れないこと。湯でこぼしさせた時にいちじくについた水気と熱で砂糖は溶けます。甘いのですが(昔はもっと砂糖を多く入れたようです。)きっちり煮ることによって保存も1年は可能です。