いくらの醤油漬け祖母の味バージョン

我が家にはいくらのレシピが二つあります。シーズンに手作りすると、市販のものの三倍くらいの量が作れちゃいます。こちらはさらっとした感じの醤油漬けです。いくら丼にしたおつまみにしたりと、あっという間になくなってしまします。
このレシピの生い立ち
函館バージョンを習う前は我が家の定番レシピでした。今は函館バージョンと半々くらいで作っています。

材料

生筋子小二腹（4本）
塩たくさん
☆酒 100g
☆しょうゆ 100g
☆みりん 0-50g

作り方

1

たれを作ります。☆の材料を鍋で沸かし、アルコール分をとばします。これを室温より低いくらいに冷やします。みりんの量はお好みで調整してください。みりんが多いと甘めに、少ないとさっぱり目に仕上がります。
2

生筋子をほぐします。筋子をボールに入れ、塩を一握りふりかけます。この塩は結構沢山必要です。あえていうなら筋子の体積の15-20%位かな？
3

塩を使うと卵が破れません。卵同士をやさしくもむと卵が一つづつほぐれてきます。こうして卵を全部ほぐして筋を取り、ざるに入れます。
4

ここで残った筋を取りながら、ざるの中で塩を流します。たっぷりの水で二三回ゆすぐくらいです。この方法が一番、卵に余分な水分や熱が加わりません。
5

水を切った筋子を容器に入れ、十分に冷めた１の漬け汁を注ぎます。漬け汁の量は筋子がひたひたになるくらいが目安です。
6

これを半日冷蔵庫に入れておきます。二日間くらいはそのまま食べられます。三日目にはいるようなら、いくらが液を吸い過ぎるのでざるなどで漬け汁を切って保存してください。こうすれば4－5日はおいしく食べられます。