信州の郷土料理です。すっぱくなった野沢菜を塩抜きし油で炒め、あめ色になるまで甘辛く煮つけます。「あ~おいしかった~」と満足するとあとから「歳だな~」のため息がおまけについてきます。子供の頃はまずかった。写真は贅沢に丼。ご飯はつゆだくです(^^)ゞ
このレシピの生い立ち
夫はぬか漬けと古漬けと野沢菜漬けのすっぱくなったのが嫌いです。すっぱくなった野沢菜の油炒めは、納豆チャーハンのごとき臭います。(納豆炒めは足臭い、野沢菜炒めはかび臭い)。俺がいないときでも食べるな!といわれています。でも・・・隠れて食べちゃうんだもんね~(^^)ゞ けれども夫に嫌われたくないので、これを食べた日の夜はカレーになったりします~(^^)ゞ・・臭い消し。
材料
- 野沢菜 塩出しする あるだけ
- 炒め油 適宜
- 酒 いい酒を使うと一段と美味しいです(^^)
- 砂糖 適宜
- めんつゆ ほんだし顆粒と醤油でも
- ごま油 最後に香りつけ
- みりん 適宜
- たんぱく質 ジャコ、しらす、ごま、かつおぶし、なんでも。実は何もないのが好き。
作り方
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1
食べ残した野沢菜漬けやすっぱくなった野沢菜漬けを1~2㎝に切ってゆでて塩を抜きます(2回ほどゆでこぼします)。かび臭い~です。全く塩味がなくなってはいけません。ここが難しいところ。
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2
醤油をたっぷりかけて食べたらまあいいかなぐらいの塩味になったら、水を良く切り、油で炒めます。かび臭い~です。調味料を好みでいれて甘辛く味をつけます。弱火でことこと煮ます。ここでジャコやかつお節をいれるのも美味しいです。
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3
あめ色になったら出来上がり。ごま油をたらして。煮汁は煮詰めないで残しておきます。ご飯のために。
コツ・ポイント
友人のお母さまがつけられる野沢菜が亡母の味なのです(涙)。今年もたくさんいただきました。野沢菜は、漬物より油炒めのほうが好きな私ですが信州人。