オイシイ柿の見分け方

柿にはたくさんの種類があり、どれがイイのか迷ってしまう方もも多いので、柿の種類について少々書いてみました。

材料

  1. 次郎柿 1こ
  2. 富有柿 1こ
  3. 刀根早生 1こ
  4. 平核 1こ
  5. 筆柿 1こ
  6. 百目柿 1こ
  7. 富士柿 1こ

作り方

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    「いまさらジロー」でも紹介した次郎柿は、静岡の松本治郎吉さんが育種した柿。いつのまにか、治郎が次郎に変わってしまった。甘柿で歯ざわりのイイ品種。東海地区で主に栽培されている。

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    甘柿の代表選手「富有柿」は岐阜県で栽培が始まった。明治31年に、この柿を作れば農家に「富」が「有」るということから命名された。東北、北海道を除く全国で栽培されている。

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    渋柿の代表選手「平種無柿」は新潟が原産で、山形では「庄内柿」佐渡では「おけさ柿」と呼ばれている。今では、新潟県をはじめ、山形県、和歌山県、奈良県を中心に広く栽培されている。

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    「平種無柿」の中で最近出てきた早生種のものが「刀根早生」で、奈良県の刀根淑民さんの柿園から発見された。優良品種で今では「平種無柿」より人気がある。又、ハウス栽培で七月頃から出荷もされている。

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    「筆柿」は愛知県の幸田町周辺で百年以上栽培されている。形が筆の穂先ににているので命名された。小ぶりでレモンのような形。極早生で旧盆のころから食べられる。別名「珍宝柿」(ちんぽうがき)

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    百匁という意味なのか、昔から日本にある「百目柿」「蜂屋柿」「大王柿」。山梨、福島、宮城県で多く生産されている。色がキレイで、釣り鐘形をした大玉の柿。渋柿なのでアルコールで渋抜きをして出荷されている。

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     愛媛県には形が富士山に似ているという事で「富士柿」というやはり大玉の柿があります。渋柿なので、コチラも渋抜きして出荷されています。

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     さて、オイシイ柿はどういう柿か?といっても、実は見た目では実際、一言ではいえない。種類によっても違います。ただ、いい柿は写真のヘタの所に隙間が無い物がよいとされている。

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     なぜなら、ヘタに隙間があいていると、虫や雨が入って傷みが起こりやすい柿だといえるからです。

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